- 2007-11-04 (日) 23:18
- '07秋レヴォ | DUCATI SS900ie | ばいく | モーターサイクル['00.4-] | 黄色SS('99)
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秋のモトレヴォリューションRd.4 ATクラス出場日記
レース当日の巻

11/4(日)
ついにきた
ついにきてしまった、決勝の日
ぐっすり8時間ほど寝たのに、眠くてなかなか布団から出なかったら、ムコが前日買ってきたプリンをちらつかせて、「起きてこないとあげへんで」と言うので、それは困る!と飛び起きました
今日も朝から熱いシャワーで喝を入れ、その後一人の時間が欲しかったのでピットクルー+バナナを追い出し、もとい送り出して、今日も顔を少し修正してピットへ
ロッヂから出た瞬間から、もうエンジンをふかす音が聞こえてきて、いやが上にも、テンションがあがります
ピットに向かう途中、すでに黄色SSがウェイティングエリアでウォーマーを巻かれてスタンバイ
「ライダーが今出勤やのに、バイクだけあるって何か変^^;」

当日入りのまさっちさんのお手伝いに行くと言ってムコが消えた後、今日もマイペースにまず「米」を食べます
昨日買ってきた味付け昆布をおかずにもぐもぐ一杯
次に、やっぱりうちの定番「おかかじゃこ」〜♪
おかかじゃこが見当たりません・・・
昨日確かに作って置いておいたのに、どこにあるか分かりません
今、どうしても昆布でなくおかかじゃこでないと納得できないのでムコを捜し求めて、サンパウロさんたちのピット方向に行くも、今日、応援に来られた方やVITAの人たちには会うのに、ムコがいません
車検場まで行くもいないので、次はウェイティングエリアに向かって小走り。さらに応援の方たちに会うので、「うちのムコ知りませんか?」と聞くと色んな情報が入ってきて、ムコがどう移動していったかだけは分かりました^^;
結局、ウェイティングエリアに着いた時には、すでにピットに戻っていたみたいで、ピットに戻って、やっとおかかじゃこの場所を聞き出して、ご飯再開
あ〜、やっぱおかかじゃこやわぁ〜(*´∇`*)
モリモリと力がみなぎってくるのが分かりました
最後にコーヒーでリフレッシュした後、トイレでコンタクトを入れていると監督Bさんの上の娘さんが入ってきて、私に気づいたかと思ったら
「はぁぁっっ!!!(*゚ロ゚)」
と一言言った後に
「あ、あのっっ 頑張ってくださいぃぃぃっっ(*ノノ)」
と緊張しながら声をかけてくれました
・・・・・・もしかして、恋されてる?w
コンタクト入れた後、気温も低いのでツナギを暖める意味でも、とりあえず、とっとと着替える事にして、私にしては珍しく30分前からツナギ着てました
そうこうしてる内に予選の時間がやってきて、ウェイティングエリアへ移動
そしてピットロードに行く前の待機場所で、隣にいたまさっちさんがタンデムシートカウルに貼った、渋い「くれたま」を指差して、(・∀・)bグッ
私もニヤリと笑って(・∀・)bグッ
そして、今日走る前に必ずやっておこうと決めていたので、跨った状態で黄色SSをいっぱいいっぱいハグして、心の中で
「今日はよろしくね!完走して、最後まで闘おう!」
とつぶやきました
ピットロードに出て、順番がやってきて、予選スタート

あわよくば、サンパウロさんに食らいついて行こうと思いましたが間に一台バイクが入り、そしてアトウッドの時点ではすでに点になってました
ピクピク ゙〓■●゙
途中何台も何台も私を抜いていきますが、夏のドカカップ予選のように、前走者に詰まってタイムが出ないという状態は全くなく、ほとんどクリアラップがとれる感じで走れました
気になるシールドの曇りは、1周目インフィールドでやっぱり曇る
2周目も裏直後ヘアピンあたりから曇りだす・・・
やっぱり曇り止めだけではどうにもならないのか・・・
諦めかけた時にハタと気づきました
「口部分のエアダクト、閉じてません?」
便所裏に差し掛かった所で、ササッと触って閉じている事を確認
すぐに開けると、さっきまでの曇りが全てなくなり、視界クリア!
やっぱり曇り止めを塗ってる事で曇りにくくなってました!
体もいつにも増して軽くて力も入らず、バンクをするためにイン側の力を抜いたら、気持ちいい位に思ったラインをなぞって走っていきます
楽しい〜〜〜〜(*´∇`*)
予選だというのに、もっと走っていたくなる位楽しい時間でしたw

気になるタイムは 1'57.456(公式)
驚いたことに、29/32位
今回の目標はまずは「完走」、次に「周回遅れにならない」
最後に「タイム」
この時点で、恐らくMT2のK選手にラップされて、6周で終わるだろうと予想できたので、とりあえず「完走」とできたら「いいタイム」を取れるようにしていこうと決めました
モトレヴォのメインレースと言えるMT1の予選で、同じピットの(昨日曇り止め貸してくれた)方がPPになり、一気にピット内が盛り上がります
本人は、他の人が三味線弾いてたと言っていたけれども、それでもすごいっす(・∀・)
また同じく一緒のピットのかっぱさんも4番手で、すげーすげーと気持ちが高揚してきます

興奮している間にブリーフィングが始まって、ピットクルーのUSK兄さんを連れてきます
前回のドカカップの時は、うんざりする位長いブリーフィングだったのですが、今回は要所をかいつまんで、結構あっという間に終わりました
レース進行予定がカツカツだから、急いでいただけのようですが・・・
ピットに帰る途中、夏のレースで1位になった「例のアノ方」と出会ったので二言三言交わして、お互いに頑張ろうと言って分かれます
彼女は今回OPEN115だったから、同じクラスでないのでねw
イヂワルな私は、違うクラスじゃないと応援なんかしてあげませんから(爆)
そして、あっという間に決勝の時間がやってきました
ウェイティングエリアにはすでに黄色SSがムコと一緒に待っていました
装備を全て着け、今度は跨らずに黄色SSをいーーーっぱいハグして「頑張るから、ホンマによろしくな」と、また心でつぶやきます
何となく、「アンタがやる気あるなら、手伝ってあげるけど( ´_ゝ`)」と黄色SSが返事した気がしましたw

サイティングラップに入る前、監督が一人ぽつんとウェイティングエリアにいるので「何してるんですか〜?」と声をかけたら、しっかりタイヤを暖めたいから間をあけるために待っているとの事
では私も監督にならいますw
と言いながら、私はどうも辛抱たまらず前が動き出したら、すぐについていっちゃいましたがw
正直あまりサイティングラップでどう走ったか覚えていないので、きっとかなり緊張していたんだと思います
最終コーナー立ち上がってきて、29番グリッドで手を振るムコを見つけてそっちに向かって、ウォームアップランまでのちょっとの間を写真撮られたり、ふざけたりしながら過ごします

そしてピットクルーたちが全員いなくなり、ウォームアップラン開始!
1コーナーまで全開でぶっこんでいきます
うむ、まだまだ開けれるな_〆ヾ( ̄(エ) ̄ 脳内メモメモ・・・
で、2コーナーに入った時に気づきました
シグナル中のクラッチミート練習忘れてたっっ!
私の手では、クラッチレバーに指が届いている状態でいっぱいいっぱい手を開いても、まだクラッチがつながらないので、止まった状態からスムーズにスタートがなかなかできません
コースを走りながら、どうしようか考えます
もしシグナル中半クラで動いてしまったら、ジャンプスタートでペナリティーをくらって大幅なタイムロスをして、トップと同一周回で完走できなくなる
でも、できれば前回ほめてもらえたスタートを成功させたい・・・
悩みぬいた結果、「危険をおかす位なら、後で帳尻あわせをしよう」という事に
グリッドに戻り、シールドのロックをしてしっかりクラッチを切った状態で、レッドシグナルが消えるのを待ちます
1..2..消灯
思っていた通り、アクセル開けてもクラッチが切れていなくて音だけが唸ります
が、焦らずそこからしっかりクラッチをつないで、一気にアクセルを開けてできる限り全開で1コーナーへ
ここではまだまだ団子状態なのも予想できたので、あくまで「完走」目標だから、絶対に誰ともぶつからないよう、周りの挙動を見つつ、
隙あらば前にいけるように集中して通過し、2コーナーへ
ここもイン側が団子になっていたので、アウトからスピードにのせていきました
が、周りはやっぱり私より速い人ばっかりで、うまく抜けません
そして、あのアトウッドに差し掛かります
「今回は絶対失敗しないぞ!」
コースの真ん中からアウト側がちょうど開いていたので、そこを狙って、アトウッドもクリア!
やった!前回の二の舞にはならなかった!!
ほっとしました
で、気づきました
「私、この後レースでどう走るか分からへん・・・(;゚ロ゚)!」
悲しいかな、前回アトウッドで散ったために、ここから先は未開の地でした
ピクピク ゙〓■●゙
でも、困っていても仕方ないので
「これはいつもの練習走行!完走してこそ意味がある!」
と自分を落ち着かせて、続きを走りました
そして1周目の裏直後のヘアピンでさらに気づきました
自分では体が硬くならないように「リラックス、リラックス、ここで力を抜いて〜」と、いつものようにコーナリングしていると思っているのに、全然バイクが曲がってくれません
レースって、思っていた以上に自分の気持ちをコントロールできなくなるモノでした
リボルバー、パイパーと走るも、やっぱり思ったように体の力が抜けません
Wヘアピン1個目では、そこそこ思ったラインを通れたのですが、やっぱりいつもよりも体に力が入ってる事には変わりがないので、できるだけ焦らず、それでもできる限りの走りをしていく事にしました
もう無我夢中です
本番に強いと思っていたし、どんな時でも冷静な自分がいつも頭の隅にいて、冷笑しながらツッコミ入れてると思っていたけど、今回はとにかくがむしゃらに走りました


お友達走行写真


途中一度抜いたSS900に抜かれて、数周はついていけたのですが、今度は極度の緊張でちゃんと呼吸できていなくて、腕の筋肉が痛くなり始め、アクセルを開けるのも腕が痛く、ブレーキをかけるのも腕が痛くなりどんどん間が開いていきました
4周目になる頃には、腕の痛みがひどくなってきて「練習だったら絶対ピット入って休憩するのに・・・」とメソメソしながらも、「頑張れ!私!!」と実際声に出して言いながら、続きを走り続けました
ほうほうの体で6周目の最終コーナーをどうにか立ち上がってきた時、コントロールラインに人影が見えました
チェッカーフラッグ持っています
5周目あたりから、ブルーフラッグが振られたら諦めて譲ろうと考えていたけれども、どうにかここまできたので、「もしかして、私、いける?」と思っていた矢先だったのですが……
恐怖の激速いK選手

「やべぇ・・・」
もう1コーナーの後のブレーキングとかラインとか気にせず、必死にアクセルを開け続けました
おじさんはチェッカーを振らず、私はそのまま走り抜けました
そして1コーナーを過ぎて、2コーナーに差し掛かり、我に返りました
「私、もしかしてラップされなかった???」
さらにラップショットを見ると「1'55」と表示されています
目を疑いました
いつもより絶対遅いと思っていたのに、自分が目標にしていたタイム付近出てます
一気に力が抜けました
きっと魂が頭の上20cmほど出ていたと思います
でも、またまた我に返りました
「あと1周残ってるよね・・・?」
ここから先は、抜けかける魂を何度も引き戻しながら「あとちょっと、あと3コーナー、あと2、あと1・・・」とカウントしつつ、やっとチェッカーをくぐりました
一応最後まで全開で走り、1コーナーを通り抜け2コーナーでやっと減速しはじめて、もう気の緩みを止める事ができませんでした
コースが見えなくなりました
気がついたら、涙があふれて嗚咽が漏れてます
泣きながら、各コーナーポストにかすかに見えるオレンジ色の物体に手を振ります
オフィシャルが何人立ってるかも見えない位に、視界がぼやけて走行もままなりません

それでも全部の手を振るオレンジ色に手を振り返し続けて、ピットロードへと続く道すがら、やっとシールドをあけ、ちゃんと最終コーナーのオレンジの物体にも手を振り、車検場の隣に出てきました
ちょうど良く目にごみが入って、痛くてしかめ面しながらピット裏を走っていたので、このまま帰った時もきっと泣いてるのをゴミのせいにしてごまかせると思いました
13番ピットがとても遠く思えましたが、ムコが手を振る姿を確認してそこに向かってゆるゆる走ります
バモスを越して、ピットに入ろうとしたら、普段あんまり誉めてくれたりしないムコが拍手しながら迎えてくれています
あー、ダメだ・・・
それが引き金になって、バイクを止めた瞬間にまた大泣きしました
女29にして、公衆の面前で大声をあげて泣きました
びっくりした顔でDOMつながりの方々が見ているのも気がついていたし、近くの人も目をまん丸にして見ていたのも分かっていましたが声を出して泣かずにはいられませんでした
前回の夏のレースで完走できなかった悔しさや
「アノ方」の表彰式を片隅で見ていた悔しさ
練習時のタイムが伸びなくて、せっかく色々協力してくれたバンサンの期待に応えられず、いつかきっと失望されるんだろうと思って不安だった日々や
K選手が出ると聞いてから「周回遅れになりたくないけど無理じゃ・・・」とガッカリしたこと
そして、このレースがどんな結果でも、終わったら一時引退すると決めていたので「もう後がない」と自分を追い詰めていた気持ちと・・・
色んなことが一気にフラッシュバックしてきて、止まりませんでした
さすがにバイクに跨ったままワンワン泣いていたら、いつかコケると判断したのか誰かが「降りるか?」と聞いてきたので、やっとバイクから降り、メット被ったまま少し呆然とした後、メットを脱いで、そこで落ち着きました
気がついたら、同ピットの方とVITAのM氏がカメラ構えてました(´ヘ`;)

こうして私の2回目にして、初めて完走したレースは無事にラップされずに終了したのでした
決勝ベストタイム:1'55.676(公式)
順位:28/29位

余談ですが、帰りの車の中でムコに聞きました
「私って自慢のヨメじゃない?」
ムコが答えました
「おぅ!自慢のヨメじゃ!(・∀・)」
この言葉が一番のご褒美だな、と思いました
来年は、ぜひ「自慢のムコ」になっておくれよ〜w

special thanks
MOTOVITAの方々、ドカティ大阪箕面の方々、GMD神戸の方々、MTXRepairのYさん、練習走行を手伝ってくれた色々な方々、当日応援してくださった色々な方々
そして、監督バンサン
&ムコ
&Zが盗難されて失意の中、それでも手伝ってくれたUSK兄さん
&ねね神様を預かってくれた姉
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